Yamaha Stereo Amplifier HC1500 User Manual

POWER AMPLIFIER  
取扱説明書  
このたびは、ヤマハパワーアンプHC2700、HC1500シリーズを  
お買い求めいただきまして、まことにありがとうございます。  
このアンプシリーズは、ヤマハPA器の豊富な経験と実績を  
ベースに、ヤマハの誇る精密な回路設計技術を駆使して開発  
され、ハイパワー・ハイクオリティな音響特性を達成すると  
ともに、高信頼性、高安定性をも兼ね備えています。  
パワーアンプの性能をフルに発揮させると共に、末永くご愛  
用いただくために、ご使用の前にこの取扱説明書をよくお読  
みください。お読みになったあとは、保証書とともに保管し  
てください。  
HC2700、HC1500シリーズの主な特長  
・ パワーオン/オフ時の保護回路、ヒートシンクの過熱、  
異常な低インピーダンス時のパワーリミットなど、様々な  
プロテクションシステムの状態を示すインジケーター類、  
および、INPUTンジケーター、CLIP/LIM ITンジケー  
ター付きのPEAKベルメーターを装備しています。  
・ 入力端子には、それぞれのチャンネルにXLR-3-31タイプ  
XLR-3-32タイプ、2つのコネクターを備えていますの  
で、入力信号をXLRーブルで他のパワーアンプにリン  
クさせることもできます。  
・ 出力系統にはヘビーデューティーのバインディング・ポ  
ストを備えており、またグランド・リフト・スイッチで  
ハムノイズのループに対処しております。  
・ 新しく開発した回路技術により、消費電力が大幅に低減  
されました。(従来型、当社50% 以下)  
目 次  
各部の名称と機.................................................................................. 2  
フロントパネ................................................................................ 2  
リアパネ........................................................................................ 3  
ラックマウン...................................................................................... 4  
スピーカー配...................................................................................... 5  
スピーカー出力端子 ....................................................................... 5  
.......................................................................................................... 6  
一般仕HC2700,HC1500............................................................. 6  
M ONITOR/REM OTE続ピン出力(HC2700......................... 7  
寸法................................................................................................ 8  
ブロック........................................................................................ 8  
特性................................................................................................ 9  
故障かな?と思った........................................................................ 10  
 
この欄に記載されている事項を無視して、誤った取扱いをすると、人が傷害を負ったり、物的  
損害が発生したりする可能性があります。  
注意  
設置されるとき  
ご使用になるとき  
調理台や加湿器のそばなど、油煙湯気が当た  
るような場所には置かないでください。火災・感  
電の原因となることがあります。  
オーディオ機器・スピーカーなどの機器を接続す  
る場合は、接続するすべての機器の電源を切っ  
てください。  
ぐらついた台の上や傾いたところなど、不安定  
な場所には置かないでください。落ちたり、倒  
れたりしてけがの原因となることがあります。  
電源コードを熱器具に近付けないでください。  
コードの被覆が溶けて、火災・感電の原因になり  
ます。  
それぞれの機器の取扱説明書に従い、指定の  
コードを使用して接続してください。  
電源を入れる前に音ボリューム最小にし  
てください。突然大きな音が出て聴力障害など  
の原因となることがあります。  
この機器をスピーカー駆動以外の用途には用い  
ないでください。  
窓を締め切った自動車の中や直射日光が当たる  
場所など、異常に温度が高くなる場所に放置し  
ないでください。火災の原因となることがあり  
ます。  
旅行などで、長期間この機器をご使用にならな  
いときは、安全のため、必ず電源プラグをコン  
セントからぬいてください。火災の原因となる  
ことがあります。  
湿気ほこりの多い場所には置かないでくださ  
い。火災・感電の原因になることがあります。  
濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでくだ  
さい。感電の原因となることがあります。  
電源プラグを抜くときは、電源コードを引っ張  
らないでください。必ずプラグを持ってくださ  
い。コードを引っ張ると、電源コードが傷つい  
て、火災・感電の原因となることがあります。  
プラグをコンセント  
から抜け  
お手入れについて  
お手入れの際は、安全のため、電源プラグをコ  
ンセントからぬいてください。感電の原因とな  
ることがあります。  
この機器は重いので、持ち運びは必ず2人以上  
定期的な機器内部の掃除が必要です。長いあい  
だ掃除をせずに、機器の内部にほこりがたまっ  
たままにしておくと、火災や故障の原因となる  
ことがあるからです。  
でおこなってください。  
機器を移動する場合は、電源スイッチを切り、  
電源プラグをコンセントから抜き、機器間の接  
続コードなど外部の接続コードを外してくださ  
い。コードが傷つき、火災・感電の原因となるこ  
とがあります。  
掃除および費用については、お買上げ販売店に  
ご相談ください。  
掃除の間隔は1に一度くらい、時期は湿気の多  
くなる梅雨の前が、もっとも効果的です。  
プラグをコンセント  
から抜け  
使用上のご注意 ―正しくお使いいただくため―  
!
お手入れについて  
コネクターの極性  
◆ スイッチ・ボリューム・エンコーダー・接続端子などの部品  
は、磨耗部品といわれ、使用とともに性能が劣化します。劣  
化の進行度合は、使用環境などによって大きく異なります  
が、劣化そのものを避けることはできません。  
劣化した磨耗部品の交換は、お買上げ販売店へご相談くださ  
い。  
XLRイプ  
Pin 1:グランド  
2
1
1
2
Pin 2:ホット(+)  
Pin 3:コールド(-)  
3
3
1/4"ォンコネクター  
リング  
チップ:ホット(+)  
リング:コールド(-)  
スリーブ:グランド  
チップ  
スリーブ  
1
 
各部の名称と機能  
ロントパネル  
3
4
CHANNEL A  
16 14  
CHANNEL B  
16 14  
WATTS/8  
WATTS/8Ω  
TEMP  
INPUT  
CLIP/LIMIT  
INPUT  
0
CLIP/LIMIT  
0
2
1
PROTECTION A  
PROTECTION B  
12  
12  
18  
18  
10  
10  
20  
25  
30  
20  
25  
30  
35  
50  
10  
10  
8
8
PEAK  
+dB  
PEAK  
+dB  
POWER  
6
6
4
4
35  
50  
CHANNEL A  
CHANNEL B  
POWER AMPLIFIER  
2
2
00  
00  
0
0
–dB  
PROFESSIONAL SERIES  
ON/ OFF  
POW ERイッチ/インジケーター  
電源スイッチです。電源が入るとインジケーターが点灯  
します。  
ベルコントロール  
音量を調節します。  
最小音量(-∞dBから最大音量(0dBまで31のク  
リックストップポジションがあります。  
ロテクトインジケーター  
プロテクションシステムの状態を示すインジケーターで  
す。  
ノブロック  
セッティングの後など、レベルコントロールを固定  
したいとき、付属のノブロックをはめ込みます。  
どれかが点灯したときは、異常な状態ですから、10ペー  
ジの“故障かな?と思ったら”を参照ください。  
TEM Pインジケーター:ヒートシンクの温度が高くなっ  
たことを点滅して知らせます。  
YAMAHA  
YAMAHA  
PRO TECTIO N A, Bインジケーター:チャンネルA、  
またBプロテクション(保護)回路が働いているこ  
とを知らせます。  
点灯中はアンプが作動せず、スピーカーから音は出ませ  
ん。また、電源を入れてすぐの約3秒間も保護回路が働  
いて、インジケーターが点灯しますが、これを過ぎると  
自動的に正常運転になります。  
ーター、インジケーター  
PEAKレベルメーター:ワット[W ]デシベル[dB]で出  
力を表示します。0dB100W /8です。  
INPUTインジケーター:INPUT子に信号が入力されて  
いることを示します。  
CLIP/LIM ITインジケーター:信号レベルが高すぎて、  
クリップし、リミッター回路が作動していることを示し  
ます。  
2
 
アパネル  
1
4
INPUT  
SPEAKERS  
CHANNEL B  
CHANNEL A  
CHANNEL B  
CHANNEL A  
(BRIDGE)  
(PARALLEL)  
() (BRIDGE) (+)  
(STEREO)  
BRIDGE  
PIN 1  
GND  
ON OFF  
PARALLEL  
STEREO  
MONITOR/REMOTE  
5
3
6
2
パラレルモードでは、チャンネルA の入力信号が  
SPEAKERS子のCHANNEL AB両方から出力さ  
れる、1入力2出力のモノラルアンプになります。  
チャンネルABレベルコントロールは別個に調整  
できます。  
INPUT端子  
XLR-3-31タイプ、XLR-3-32タイプおよびフォンジャッ  
ク(TRSの3種類のコネクターがあり、バランス型、  
アンバランス型のどちらの信号も受けられます。  
XLRイプの極性はピン1:ランド、ピン2:ット、  
ピン3:ールド、フォンジャックの極性はT:ット、  
R:ールド、S:ランドです。  
PIN 1 GNDイッチ  
INPUT子のピン1(グランド)とシャーシのグランド  
とを接続します。ON接続、OFFで切り離されます。  
複数の機器を使用するシステムでハムノイズのループを  
消すために使います。  
XLR-3-32タイプのコネクターを使って、入力信号を他の  
アンプにリンクさせることができます。  
STEREO/BRIDGE/PARALLEL ードスイッチ  
ステレオ、ブリッジ、パラレルの各モードを切り替えます。  
ステレオモードではチャンネルAB別個に作動し  
ます(一般的なステレオアンプとなります)。チャン  
ネルA入力信号がSPEAKERSCHANNEL Aか  
ら、チャンネルB入力信号がCHANNEL Bら出力  
されます。  
SPEAKERS子  
スピーカーを接続します。ステレオおよびパラレルモー  
ドでは赤い端子をスピーカーのプラス側に、黒い端子を  
マイナス側に接続してください。  
ブリッジモードでは、このページ左段下のブリッジモー  
ドの操作手順4)従います。  
ブリッジモードでは1入力、1出力のモノラルアンプに  
なり、チャンネルA入力信号がSPEAKERS子の  
BRIDGE+)、および(-)から出力されます。レ  
ベルコントロールはチャンネルAみ有効です。  
スピーカー接続方法については5ページを参照くださ  
い。  
⑤M ONITOR/REM OTEネクター(HC2700)  
外部でのモニター/リモートコントロールをおこなうと  
きに使用します。詳しくは7ページ“M O N ITO R /  
REM OTE続ピン出力”を参照ください。  
<ブリッジモードの操作手順>  
1) 電源をオフにします。  
2) リアパネルのモードスイッチをBRIDGEします。  
3) チャンネルA入力端子を信号入力源に接続します。  
(ャンネルB力端子は使えません。)  
4) スピーカーケーブルのプラス側をSPEAKERS子の  
CH A N N EL A +) に接続し、マイナス側を  
CHANNEL B(-) に接続します。 表示の端  
子は使用しません。  
⑥GND子  
アース用のネジです。ハムや雑音が生じる場合には、こ  
の端子により大地アースを施すか、ミキサーかプリアン  
プ等のシャーシと接続してみてください。  
5) レベルコントロールを最小にして、電源を入れ、チャ  
ンネルAレベルコントロールで出力レベルを調整し  
ます。  
3
 
ラックマウント  
複数のハイパワーアンプを放熱性の悪いラックにマウントすると、各アンプからの熱でラック内の気温が著しく上昇して、  
アンプ本来の性能を発揮できないことがありますから、マウントにさいしては、放熱のための通気を考慮しなければなりま  
せん。  
そのようなときは、アンプの上下に吸排気用の通風パネルを取り付けてください。このとき、通風パネルは1Uイズで、全体  
の面積の35%以上が開口している必要があります。  
さらに、ラックの天板に排気孔があれば、より効果的です。  
通風パネル  
ヤマハでは1Uイズの通風パネルとしてベンチレーション  
パネルVP1を別売しています。  
480  
: mm  
3台以下のアンプを、背面の開放されたラックに ンプが4以上のとき、または(3以下で  
マウントするとき  
あっても)ラックの背面を開放できないとき  
下の図のように、アンプの上下に吸排気用の通風パネル  
を取り付けます。  
下の図のように、アンプの上下に吸排気用の通風パネル  
を取り付け、さらに、ラックの最上段または、ラックの  
天板にファンユニットをアンプ4台につき1個の割合で取  
り付けます。  
通風パネル  
(ラック全面または  
背面に取付け)  
ラックの背面は開放せず、アンプのリアパネルとの間に  
は、10cm上のすき間をとります。  
ファンは無負荷最大風量:0.8m3/m in、最大静厚:  
WATTS/8  
WATTS/8Ω  
CHANNEL  
16 14  
A
CHANNEL  
16 14  
12  
B
TEMP  
INPUT  
INPUT  
INPUT  
0
CLIP/LIMIT  
INPUT  
0
CLIP/LIMIT  
PROTECTION  
PROTECTION  
A
B
18  
12  
18  
20  
25  
30  
35  
50  
10  
20  
25  
30  
35  
50  
10  
10  
10  
PEAK  
+dB  
+dB  
+dB  
PEAK  
+dB  
8
8
POWER  
6
6
HC2700  
HC2700  
HC2700  
4
4
CHANNEL  
A
A
A
CHANNEL  
B
B
B
POWER AMPLIFIER  
PROFESSIONAL SERIES  
2
2
00  
0
00  
0
dB  
ON/ OFF  
5mmH2O能力が必要です。  
WATTS/8Ω  
WATTS/8Ω  
CHANNEL  
16 14  
A
CHANNEL  
16 14  
B
TEMP  
0
CLIP/LIMIT  
INPUT  
0
CLIP/LIMIT  
PROTECTION  
PROTECTION  
A
B
12  
18  
12  
18  
20  
25  
30  
35  
50  
10  
20  
25  
30  
35  
50  
10  
10  
10  
8
8
POWER  
PEAK  
PEAK  
+dB  
6
6
4
4
CHANNEL  
CHANNEL  
POWER AMPLIFIER  
PROFESSIONAL SERIES  
2
2
00  
0
00  
0
dB  
ON/ OFF  
ファンユニット  
WATTS/8Ω  
WATTS/8Ω  
CHANNEL  
16 14  
A
CHANNEL  
16 14  
12  
B
WATTS/8Ω  
WATTS/8Ω  
CHANNEL  
16 14  
A
CHANNEL  
16 14  
B
TEMP  
TEMP  
INPUT  
0
CLIP/LIMIT  
INPUT  
0
CLIP/LIMIT  
0
CLIP/LIMIT  
INPUT  
0
CLIP/LIMIT  
PROTECTION  
PROTECTION  
A
B
PROTECTION  
PROTECTION  
A
B
12  
18  
18  
12  
18  
12  
18  
20  
25  
30  
35  
50  
10  
20  
25  
30  
35  
50  
10  
20  
25  
30  
35  
50  
10  
20  
25  
30  
35  
50  
10  
10  
10  
10  
10  
PEAK  
+dB  
PEAK  
+dB  
8
8
8
POWER  
+dB  
8
POWER  
PEAK  
PEAK  
6
6
6
6
HC2700  
HC2700  
HC2700  
HC2700  
4
4
4
4
CHANNEL  
A
CHANNEL B  
CHANNEL  
CHANNEL  
POWER AMPLIFIER  
PROFESSIONAL SERIES  
2
2
POWER AMPLIFIER  
PROFESSIONAL SERIES  
2
2
00  
0
00  
0
00  
0
00  
0
dB  
dB  
ON/ OFF  
ON/ OFF  
WATTS/8Ω  
WATTS/8Ω  
CHANNEL  
16 14  
A
CHANNEL  
16 14  
B
TEMP  
INPUT  
0
CLIP/LIMIT  
INPUT  
0
CLIP/LIMIT  
PROTECTION  
PROTECTION  
A
B
18  
12  
18  
12  
20  
25  
30  
35  
50  
10  
20  
25  
30  
35  
50  
10  
10  
10  
PEAK  
+dB  
PEAK  
+dB  
8
8
POWER  
6
6
4
4
CHANNEL  
A
CHANNEL B  
POWER AMPLIFIER  
PROFESSIONAL SERIES  
2
2
00  
0
00  
0
dB  
ON/ OFF  
WATTS/8Ω  
WATTS/8Ω  
CHANNEL  
16 14  
A
CHANNEL  
16 14  
B
TEMP  
INPUT  
0
CLIP/LIMIT  
INPUT  
0
CLIP/LIMIT  
PROTECTION  
PROTECTION  
A
B
12  
18  
12  
18  
20  
25  
30  
35  
50  
10  
20  
25  
30  
35  
50  
10  
10  
10  
PEAK  
+dB  
PEAK  
+dB  
8
8
POWER  
6
6
4
4
CHANNEL  
A
CHANNEL B  
POWER AMPLIFIER  
PROFESSIONAL SERIES  
2
2
00  
0
00  
0
dB  
ON/ OFF  
WATTS/8Ω  
WATTS/8Ω  
CHANNEL  
16 14  
A
CHANNEL  
16 14  
B
TEMP  
INPUT  
0
CLIP/LIMIT  
INPUT  
0
CLIP/LIMIT  
PROTECTION  
PROTECTION  
A
B
12  
18  
12  
18  
20  
25  
30  
35  
50  
10  
20  
25  
30  
35  
50  
10  
10  
10  
PEAK  
+dB  
PEAK  
+dB  
8
8
POWER  
6
6
4
4
CHANNEL  
A
CHANNEL B  
POWER AMPLIFIER  
PROFESSIONAL SERIES  
2
2
00  
0
00  
0
dB  
ON/ OFF  
4
 
スピーカー配線  
1. 電源スイッチをOFFにします。  
スピーカー出力端子  
2. カバー取付用ネジを外し、保護カバーを外します。  
アンプのAャンネルスピーカー端子とBャンネルス  
ピーカー端子をそれぞれスピーカーに接続します。必ず  
赤い端子をスピーカーの 端子に、黒い端子を の端  
子に接続してください。  
保護カバー  
各スピーカーケーブルが他のスピーカーケーブルや  
シャーシ、保護カバーなどとショートしないよう注意  
し、端子をしっかり締め付けて、ケーブルが動かないよ  
うにしてください。また、スピーカーケーブルの接続、  
取り外しは、必ず電源をオフにしてからおこなってくだ  
さい。  
取付用ネジ  
・ スピーカーケーブルを長く引き廻す場合は、ダンピン  
グファクターの劣化やケーブル内でのパワーロスを防  
ぐため、できるだけ太い線材のケーブルをご使用くだ  
さい。本機のスピーカーターミナルは、芯線径3.8mm  
の極太ケーブルの使用にも対応しております。  
HCリーズのパワーアンプでは大出力が得られます  
ので、十分な許容入力を持つスピーカーシステムを  
ご使用ください。  
3. スピーカー線材の先端10mm被覆をはがし、スピー  
カー端子の穴に通すなどして、締め付けます。  
ご使用になるスピーカーシステムの許容入力がパワーア  
ンプの定格出力値より小さな場合は、スピーカーとアン  
プ間に直列にヒューズを接続すると、スピーカーを保護  
することができます。(下図参照)  
10 mm  
スピーカー  
パワーアンプ  
_
+
_
+
この際、下図のように裸線がシャーシに当たらないよう  
十分にご注意ください。  
ヒューズ  
端子コネクターがついているスピーカーケーブルは上か  
ら挿入します。このため、保護カバー上面が大きく開い  
ています。  
下の式を用いて、各スピーカーに応じたヒューズの容量  
の目安を求めることができます。  
Po = I2R I =  
Po  
R
Po[W ] : ピーカーの連続許容入力(ノイズまたは  
RM S)  
R [Ω] : スピーカーの公称インピーダンス  
I[A] : 要なヒューズの容量  
シャーシに  
当たらないこと  
例)スピーカーの連続許容入力:50[W ]  
スピーカーのインピーダンス:8[Ω]  
50  
8
4. カバーを元の位置に取り付けます。  
I =  
=2.5  
上の計算から、必要なヒューズの容量は2.5[A]なりま  
す。  
5
 
仕様  
般仕HC2700,HC1500  
HC2700  
HC1500  
定格出力  
270W +270W (8Ω, Stereo)  
350W +350W (4Ω, Stereo)  
700W (8Ω, Bridge)  
150W +150W (8Ω, Stereo)  
200W +200W (4Ω, Stereo)  
400W (8Ω, Bridge)  
20Hz~20kHz, 0.1%  
周波数特性  
10Hz~50kHz +0/1dB  
10Hz~30kHz  
出力帯域幅  
HalfPower, 0.1% , 4Ω  
全高調波ひずみ率  
0.07%  
0.05%  
20Hz~20kHz, HalfPower  
/4Ω:Stereo 8Ω:Bridge  
混変調ひずみ率  
HalfPower, 8Ω/4Ω:Stereo 8Ω:Bridge  
チャンネルセパレーション  
65dB20Hz~20kHz)  
80dB1kHz)  
残留雑音電圧  
信号対雑音比  
IHF-A  
-80dBu  
-70dBu  
105dB  
100dB  
400  
LPF 12.7kHz6dB/oct  
IHF-A  
103dB  
98dB  
LPF 12.7kHz6dB/oct  
ダンピングファクター  
スルーレイト  
30V/µs以上(Stereo)  
50V/µs以上(Bridge)  
入力感度  
+3.5dBu  
32dB  
+1.0dBu  
ボルテージゲイン(ATT m ax.)  
入力インピーダンス  
30kΩ(Balance), 15kΩ(Unbalance)  
インジケーター  
POW ER赤)  
TEM P赤、点滅)  
PROTECTION A, B赤)  
INPUT ×2(緑)  
CLIP/LIM IT ×2(赤)  
ピークレベルメーター  
プロテクション  
-50dB+5dB, 0dB100W /8Ω  
パワースイッチ オン/オフ ミューティング  
DCロテクション  
ヒートシンク温度≧95℃  
PC ミッタRL≦1Ω  
リミッター回路  
Com p:THD0.5% /1kHz  
コントロール  
フロント  
POW ERイッチ:ON/OFF  
レベルコントロール:31ポジション  
リア  
モード スイッチ:STEREO/BRIDGE/PARALLEL  
PIN 1 GND イッチ:ON/OFF  
6
 
コネクター  
INPUT  
XLR3-31 タイ×2  
XLR3-32 タイ×2  
1/4"ォンジャック× 2  
OUTPUT  
5ウェイバインディングポス×2  
D-Sub 15ピス(HC2700のみ)  
M ONITOR/REM OTE  
M ONITOR  
モニター/リモート  
HC2700のみ)  
出力レベル(プリ・リレー)×2  
クリップ/リミット オン/オフ  
出力 オン/オフ  
ヒートシンク温度  
REM OTE CONTROL  
ミュート オン/オフ× 2  
電源 オン/オフ  
電源  
AC 100V, 50/60Hz  
270W  
消費電力  
170W  
17kg  
最大外形寸法(W )×(H×(D)  
480 ×100.5 ×413.2m m  
18kg  
重量  
付属品  
ノブロック×2  
別売アクセサリ  
ベンチレーションパネル VP1  
0dBu=0.775Vrm s, HalfPower格出力の1/2 ベル  
ダイナミックパワー(1kHz, 20m s)  
HC2700:700W +700W (2Ω)  
HC1500:400W +400W (2Ω)  
仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。  
■M ONITOR/REM OTE続ピン出力(HC2700)  
ピン番号  
機能  
パラメータ  
信号  
条件  
1
2
3
4
5
6
7
8
9
Ach  
Bch  
Ach  
+4dB*at100 w/8Ω  
出力レベル(プリ・リレー)  
RL=7.5kΩ, Zo=300Ω  
ON:+5V/Zo=270Ω  
クリップ/リミットON/OFF  
THD0.5%  
モニター  
Bch OFF:0V/Hi-Zo  
Ach  
Bch  
出力ON/OFF  
出力リレーON  
Tem p≧85℃  
ヒートシンク温度  
ミュートON/OFF  
Ach  
Bch  
GND(ン15)接続して  
ミュート  
リモートコントロール  
GND(ン15)接続して  
電源オフ  
10  
電源ON/OFF  
11~14  
15  
GND  
* +4dB1.23Vrms  
7
 
■寸法図  
440.2  
418  
W:480  
277  
(単位:m m )  
ロック図  
INPUT  
SPEAKERS  
CHANNEL A  
CLIP/LIMIT  
Ach Power Amp Circuit  
CHANNEL A  
(BRIDGE)  
(PARALLEL)  
LIMITER  
+(+)  
(Att)  
PC Limiter  
Clip Detecter  
ON  
TEMP  
OFF  
PROTECTION A  
PROTECTION B  
POWER  
INPUT  
Temperature Sensor  
(Heat Sink)  
INV  
Protection Circuit  
MONITOR/  
REMOTE  
D-SUB 15 female  
ON  
(Pre Relay Output Level/ch)  
(CLIP/LIMIT IND./ch)  
(OUTPUT ON IND./ch)  
(TEMP IND.)  
(MUTE/ch)  
(POWER OFF)  
OFF  
PIN 1  
GND  
Bch Power Amp Circuit  
PARALLEL  
BRIDGE  
CHANNEL B  
LIMITER  
+()  
STEREO  
SPEAKERS  
CHANNEL B  
CLIP/LIMIT  
(Att)  
PC Limiter  
Clip Detecter  
INPUT  
8
 
性図  
POW ER CONSUM PTION vsOUTPUT POW ER  
MODE:STEREO  
LOAD:4  
Freq:1kHz  
HC2700  
Both Ch. driven  
2k  
1k  
500  
200  
100  
50  
20  
1
5
10  
50  
OUTPUT POWER [W]  
100  
500  
MODE:STEREO  
LOAD:4Ω  
Freq:1kHz  
HC1500  
Both Ch. driven  
2k  
1k  
500  
200  
100  
50  
20  
1
5
10  
50  
OUTPUT POWER [W]  
100  
500  
9
 
故障かな?と思ったら  
プロテクトインジケーターが点灯するなど、故障かな?と思ったときは、次の表を参照して、処置をしてください。  
症状  
考えられる原因  
とるべき処置  
CLIP/LIM ITインジケーターが点灯する  
レベルコントロールを調整してください  
ショートした部分を補修してください  
入力信号レベルが高すぎる  
スピーカー端子、アンプ端子、  
ケーブル等でのショート  
ステレオおよびパラレルモードには4以上のス  
ピーカーを、ブリッジモードには8以上のス  
ピーカーを使用してください  
スピーカーの負荷インピーダン  
スが低すぎる  
通風スロットを点検してアンプ周りの通風状態  
を良くしてください  
TEM Pインジケーターが点滅する  
放熱が不十分  
ステレオおよびパラレルモードには4以上のス  
ピーカーを、ブリッジモードには8以上のス  
ピーカーを使用してください  
スピーカーの負荷インピーダン  
スが低すぎる  
INPUTインジケーターが点灯するが、 レベルコントロールの設定が低 レベルコントロールを調整してください  
PEAKレベルメーターが振れない  
すぎる  
そのまま約3秒間以上待ってください  
入力信号源を確かめてください  
販売店にご相談ください  
音が出ず、PRO TECTIO N A(または 電源を入れてから間がない  
B)インジケーターが点灯している  
DC近い超低周波が入力されて  
いる  
故障している  
音が出ず、PRO TECTIO N A(または  
B)インジケーターとTEM Pインジケー  
ターが点灯している  
ヒートシンクが過熱している  
通風スロットを点検してアンプ周りの通風状態  
を良くしてください  
レベルコントロールを調整してください  
音が出ず、PRO TECTIO N A(または 入力信号レベルが高すぎる  
B )インジケーターが点灯し、C LIP/  
ステレオおよびパラレルモードには4以上のス  
ピーカーを、ブリッジモードには8以上のス  
ピーカーを使用してください  
スピーカーの負荷インピーダン  
LIM ITインジケーターも点灯している  
スが低すぎる  
10  
 
サービスについて  
証書  
調整・故障の修理  
この商品には保証書がついています売店でおていま  
すか買上げ年月売店名など所定事項  
の記入および記載内容をおめの切に保してくださ  
い。  
「故障かな?思われる症状のきはの説明書を度  
よく読みに作などをおくだされ  
でもなお改善されない買上げ販売店へご連くださ  
調理いします。  
保証書は当社がお客様に保証期間内の無償サビスをお約束  
するものでの商品の保証期間はお買上げ日1です。  
保証期間内の転居や贈答用に購入された場合などで載  
事項の変更が必要ときは後を問わずお買上げ販売店  
かお客様ご相談窓口たはヤマハ電気音響製品サビス拠点へ  
ご連くださしてサービスできるように手配いします。  
調理にさいしては保証書をご用意さい証規定によ  
調理サスをいしますした製品をお持ち  
いただービスにお伺いするのかも保証書に書かれていま  
す。  
修理サスは保証期間が過ぎた後も引き続きおこなわれそ  
のための補修用性能部品が用意ています能部品とは製品  
の機能を維持するために不可欠な部品のとをPA品で  
はその最低保有期間は製造打切後8ですの期間は経済産業  
省の指導によるものです。  
害に対する責任  
この商搭載プログラムを含む使用たは使用不能によ  
客様にじた損事業利益の損失業の中断業情報  
の損失の他の特別損失や逸失利益ついては社は一切  
その責任を負わないものます何なる場合でも社  
が負担する損害賠償額は客様がお支払になたこ商品の代  
価相当額をっての上限ます。  
客様ご相談窓口  
ヤマ品にかんするご質相談は下記のお客様ご相  
談窓口へフターサービスについてのお問合わせはヤマハ電気  
音響製品サス拠点へおよさい。  
●お客様ご相談窓:ヤマハプロオーディオ製品に対するお問合せ窓口  
 ヤマハ・プロオーディオ・インフォメーションセンター  
Tel:03-5791-7678 Fax:03-5488-5085(電話受付=祝祭日を除く月~金/11:00~19:00)  
E-m ail:painfo@ post.yam aha.co.jp  
●営業窓口  
PA業部  
北 海 道 営 業 所  
仙 台 営 業 所  
東 京 事 業 所  
名 古 屋 営 業 所  
大 阪 事 業 所  
九 州 営 業 所  
P A 営 業 課  
P A 推 進 室  
011-512-6106  
022-222-6214  
03-5488-5480  
052-232-5744  
06-6647-8359  
092-412-5556  
03-5488-5472  
053-460-2455  
064-0810 幌市中央区南十条西1-1-50  
980-0804 台市青葉区大町2-2-10  
108-8568 京都港区高輪2-17-11  
460-8588 古屋市中区錦1-18-28  
556-0011 阪市浪速区難波中1-13-17  
812-8508 岡市博多区博多駅前2-11-4  
108-8568 京都港区高輪2-17-11  
430-8650 松市中沢町10-1  
●ヤマハ電気音響製品サービス拠:修理受付および修理品お預かり窓口  
北海道サービスステーション  
仙 台サービスステーション  
首都圏サービスセンター  
浜 松サービスステーション  
名古屋サービスセンター  
大 阪サービスセンター  
四 国サービスステーション  
広 島サービスステーション  
九 州サービスステーション  
本 社/CSンター  
011-512-6108  
022-236-0249  
03-5762-2121  
053-465-6711  
052-652-2230  
06-6877-5262  
087-822-3045  
082-874-3787  
092-472-2134  
053-465-1158  
064-8543 幌市中央区南十条西1-1-50 ヤマハセンター内  
984-0015 台市若林区卸町5-7 仙台卸商共同配送センター 3F  
143-0006 京都大田区平和島2-1-1 阪トラックターミナル14A-5F  
435-0016 松市和田町200 ヤマハ()田工場62階  
454-0058 古屋市中川区玉川町2-1-2 ヤマハ()古屋流通センター3F  
565-0803 田市新芦屋下1-16 ヤマハ()里丘センター内  
760-0029 松市丸亀町8-7 ()マハミュージック神戸 高松店内  
731-0113 島市安佐南区西原6-14-14  
812-8508 岡市博多区博多駅前2-11-4  
435-0016 松市和田町200 ヤマハ()田工場62階  
※ 所在地・電話番号などは変更されることがあります。  
20015現在  
PA業部PA業課  
03-5488-5472  
VU30310 R2 1 IP  
01 07 500 AP  
〒108-8568 東京都港区高輪2-17-11  
 

Weider Home Gym WESY37530 User Manual
Wharfedale Music Mixer EZ M Series User Manual
Whirlpool Clothes Dryer 8533582 User Manual
Whirlpool Dehumidifier AD25BSS User Manual
Whirlpool Range 76612 0014315709 User Manual
Whirlpool Washer 3957165 User Manual
Winegard TV Receiver VS 0503 User Manual
XM Satellite Radio Satellite Radio XMD076A User Manual
Zanussi Cooktop ZCV560M User Manual
Zanussi Freezer 726318 User Manual